ABOUT US

メタバーズについて

ミッション

OUR MISSION

「私たちは、開かれたメタバース社会をつくります」

メタバースとは、インターネットを代表とする通信ネットワーク上に生み出されようとしている、社会生活や経済活動・創造生産活動をともなう社会空間のことです。すでに、様々な企業や団体がインフラストラクチャとしてのメタバース空間の構築を開始しています。私たちはそれらのメタバース空間を、すべての人々に対してオープンで、また、人々がより多くの価値をうみ出しながら社会活動を行うことのできるような生活を行える開かれた社会にしていきます。 

トップメッセージ

TOP MESSAGE

「すべての人々が人生に意味と価値を見いだせる社会をうみ出したい。」

世界に生きるすべての人々が、自身の人生に意味があると感じ、生きる価値を感じながら毎日を暮らす、そのような社会をうみ出したい、そのように感じる人々をより多く増やしたいと考えます。

会社概要

COMPANY INFO

株式会社メタバーズは、インターネットの中の社会(仮想社会)をフィールドに、その中での生活に関する多くのビジネスを生み出していくために作られた企業です。 将来、ネット仮想社会と現実世界が入り交じる「Mixed Reality」のなかで、多くのデジタルコンテンツや人工知能、ロボット、そして進化した私たちが毎日の何気ない暮らしを行うときに、どのようなビジネスが大きくなり、人々に多くの価値を提供していることでしょうか。 そのときを楽しみに、一歩ずつ着実に進化して参ります。

経営理念

MANAGEMENT PHILOSOPHY

「私たちは、自らの知識と技術を駆使して、人々が価値を生み出す活動を応援します。」

価値を生み出す活動とは、これまでに何も無かったところから新たな喜びや楽しみ、幸せを生み出す活動のことです。そして、それを得るために、人が喜んで仕事をしようと思えるような活動のことです。価値が多く生み出されることにより、それを得るために他の人もさらに良い価値を生み出そうとする、喜びや楽しみ、幸せの連鎖が発生します。この究極の姿は「このために生きているのだ」と感じることのできる「生き甲斐」となります。
また、このときに最も大切なことは、価値を生み出す仕事を正しく見極めることです。このためには、広い見聞と経験、深い洞察が必要となり、継続的な学習と経験、そして成長が欠かせません。私たちはこれを常に意識し、正しく価値を判断したうえで、そのような活動を行う人々に対して適正な報酬と良い生活が得られるように応援します。また、これが自然と増幅するような仕組みを作りだします。

経営方針

MANAGEMENT POLICY

「私たちは、インターネット空間上の社会構築およびその支援を通して、経営ビジョンの実現を目指します。」

  • 「インターネット空間上の社会」とは、インターネットの中に存在する、空間、経済、人々、人工知能、ビジネス等の存在および営みすべてがつながり交流している様のことをいいます。
  • インターネット上での経済活動を適正化・活性化する手法を研究開発し続けます。
  • その為に、経済・経営(財務・税務・法務・マーケティング等)に関する知識と経験を高めます。
  • 仮想空間上でのリアル感向上、表現力向上を助ける手法を研究開発しつづけます。
  • コンピュータ人格やボット、人工知能によって社会生活を豊かにする手法を研究開発しつづけます。
  • その為に、情報技術に関する知識と経験を高めます。
  • 確実で安定的な経営基盤を作ることにより、短期的な収益だけでなく、長期的な収益向上を図ります。
  • 私たちに足りない部分を補完するパートナーとの関係を強化します。
  • より早く、より深く、より正しく私たちの特徴を知ってもらうための営業活動を行います。

2006年創業時のスピーチ in Second Life

2006 Talk at Second Life “Metabirds” SIM

古くからのコンピュータファン、そして何よりもインターネットファンの一人として、今日この場に皆様と共に集えたことを嬉しく思います。

インターネットの世界に詳しい方なら誰もが、「インターネットは現代の産業革命だ」と言われていたことを覚えていらっしゃるでしょう。また同じく現在、「Web2.0でインターネットが飛躍的に便利になる」などと言われていることも何度もお聞きになっていらっしゃるでしょう。それらの発言には、正しいと思える根拠もあれば、正しくないと思われる根拠もあるのですが、ここで細かくお話している時間はありません。
私はここではあえて、「インターネットが人々の生活に大きな影響を及ぼすのは、単なるWEBサイトやメール、またWeb2.0ではなく、メタバースの実現においてである。」ということを、お話したいと思います。

私は、コンピュータネットワーク上にデータとして存在する、多くの人に開かれた世界のことをインターネットと呼んでいます。
そして、コンピュータネットワーク上にデータとして存在する、多くの人に開かれた「没入可能なリアルタイム空間」世界のことをメタバースと呼んでいます。
インターネットについて今日ここで詳しく語ろうとは思いません。私は、インターネットとメタバースの大きな違いである「没入可能なリアルタイム空間」についてご説明しようと思います。

まず、「没入可能」とは、心を打ち込み、その対象と一体化することをいいます。
メタバースでは、人は自らの化身であるアバターをもち、その画像や操作感を通して、自身のアバターに没入、感情移入することが可能となります。そのアバターが椅子に深く座ればゆったりとした気持ちに浸ることができ、壮大な風景を眺めて感動することができ、お洒落な服装を楽しむことができます。また、他人のアバターによる暴力によって心に傷を受けることすら可能です。
そしてその「没入可能性」を高めるのが、リアルタイム性、正確に言うとリアルタイムコミュニケーションが可能だ、ということです。いわゆる「ホームページ」では、メタバースにおけるほどのリアルタイム性は得ることが出来ません。

また、メタバースの大きな特長は、「空間の比喩」をもっているということにあります。
ホームページには上下左右がありますが、奥行きが有りません。一方、現在良く見られるメタバースは3Dグラフィックスによって作られており、三次元空間に生きている人間にとって、それは「没入度合い」に大きな影響を及ぼします。
ただし、私はこれを純粋にユーザーインターフェースの問題として言っていることに気をつけてください。遠い将来、人間が生まれながらにメタバースに接続し、一生そこでの活動で過ごすことがあるのなら、通常我々が物理的な世界で感じる三次元世界でなくとも、その異質な世界に没入可能な人も増えるのでしょう。場合によっては、二次元メタバース、四次元メタバース・・・等の空間も、没入可能な世界として構築可能となるでしょう。

さて、そのようなメタバースに関して、「メタバースは、単なるデータだろう」ということを言われることが、私自身しばしばあります。その度に私は「メタバースはデータです。ただ、『単なる』データではなく、人間の感覚に訴えかけるデータです」と答えます。

私が価値を見出すのは、触れられるような物質的・物理的世界だけを指すのではなく、私の心に何らかの感覚、感情、思念を発生させることのできるものです。そしてそのようなものが存在するような場所、世界を私は大切にしたいと思っています。
実は、そのような場所は、今までも無かったわけではありません。インターネットのホームページ網はもちろんのこと、書籍、芸術作品、音楽、絵画、コミュニケーション、文学作品やその朗読、演説、スポーツなどの世界、そしてビジネスの世界は、私の心に何らかの感覚、感情、思念を発生させてくれます。
そしてメタバースもまた、これまでにあった日常と何ら代わりのない経験を与えてくれるのです。しかしこれほどまでに、人間の感覚に訴えかける可能性をもった世界はこれまで有りませんでした。デジタル技術の進化、ハードウェアの進化、ソフトウェアの進化が、このような世界を産み出し始めたのです。

メタバースの理想形は、現実世界と何ら変わることの無い、もしくは、現実世界を超える感覚、感情、感動を与えてくれる世界です。そこで私達はコンピュータであることを意識せず、人はこの世界に入り込み、満たされた人生を送ります。
もちろん、メタバースを使うか使わないかは人々の選択に委ねられ、誰にも強制されることありません。人生の選択肢として海外居住があるように、メタバース居住が行われます。

最初に私は、「インターネットが人々の生活に影響を及ぼす当面の最終形は、単なるWEBサイトやメール、また、Web2.0ではなく、メタバースである。」ということを説明しようと皆様にお伝えしました。
先に言ったようなメタバースの理想形は、まだ達成されていません。それが達成できたとき、人類は、おそらくこれまでに無かったレベルでの生活の向上と平和、生甲斐のある人生を得るチャンスを掴むことになるでしょう。
そこにWEBサイトやメールの仕組みはおそらく必須ではありますが、十分ではありません。また、Web2.0も、インターネットの活用方法について再整理されたという域を出ていません。
人々は、メタバースの理想形を得ることにより、コンピュータ、ネットワーク、インターネット、メタバースを活用した生活の変化を一旦終了させることができるのです。その後、また、その発展途中でおそらく、意図しなかった帰結としての社会的諸問題が発生するでしょうが、今見えないそれに怯える必要は有りません。

さて、最後に、このMetabirds SIMについての私の考えを述べたいと思います。
私はこのMetabirds SIMを、メタバースで一番のビジネス街にしようと考えています。
一般には、メタバースのような趣味の空間でビジネスをするのは金儲け主義的だといわれることがあります。しかし私は、メタバースであろうとリアルの世界であろうと、そのような(ビジネス=金儲け主義の)考え方に与するものではありません。
ビジネスの基本は、付加価値を生み出し、それを喜んで受けいれようという人に提供し、その対価を得ることです。その対価を得ることで、人は新たな服を買い、快適な住居を買い、美しい音楽を聴いて素晴らしい毎日を過ごすことができるのです。
逆にいうと、だからこそ、人は付加価値を生み出し、提供しようと考えるようになります。
私はそのように、ビジネス経済を、人々が生活を向上させることにとって、(唯一とは言わないまでも)優れた考え方だと考えています。

私は、メタバースを世界の人々が生活をよりよくしていくために利用する方法を多く考えることは大変有意義だと思っています。つまり、メタバースを利用したビジネスを多く、大きく育てていくことが大変有意義だと考えています。
従って、そのビジネスの中でも、人々の感覚により大きく結びついたビジネス、例えば、アパレル、音楽、芸術、また、それらを応援するビジネスを手助けしたいと考えます。さらに、リアルの世界で既にそのようなビジネスを行っている企業に対しては、メタバースを利用して、リアルにおいても、またメタバースにおいても、より良い商品やサービスを提供できるよう、多く応援をして差し上げたいと考えます。

Metabirds SIMは、そのような企業がメタバースを活用する、大きな一歩となる土地として生まれました。
今後、メタバースの住民、リアル世界の住民ともに喜ばれる商品やサービスを扱う企業を誘致していくつもりです。

リアルの世界で飛行機に乗り、関東平野から美しい富士山を望んだとき、同じ感動をメタバース内で得られるようになるのはいつの日かと思うことが良くあります。
そのような感動をいつの日かメタバースで共有できるよう、ここに集まった皆さんと、メタバースでの生活を楽しみ、メタバースの有意義な発展を目指したいと考えています。